※2020年5月14日に公開した記事です
加筆修正して2021年9月17日に再度公開しました
あなたは『股関節』をしっかりと使えていますか?
股関節とは
骨盤と大腿骨をつないでいて、身体の中で最も大きく、
球状で3次元(360度)に自由に動かすことができる
また、スムーズに「歩く」「走る」「座る」「あぐらをかく」といった動作を可能にしている
驚くことに、普通に歩くだけでも体重の3〜4倍の力がかかると言われている関節です
出典元:株式会社クレーマージャパン https://www.cramer.co.jp/1707-1/
股関節が硬くなると
✔脚が上がらない
✔歩きづらくなる
などの動きの問題だけでなく
身体の上半身と下半身を繋ぐ関節のため
✔腰痛
✔不良姿勢
など身体の不調につながっていきます
股関節を解して、動かしやすい身体・代謝の良い身体に整えていきましょう
この記事は以下のような人にオススメ!!
☑身体が硬い・前屈が苦手な人
☑股関節が硬い・硬くなってきた人
☑運動しているのに痩せない・痩せにくい人
☑あぐらや横座りが苦手な人
股関節の硬いと身体の調子が悪くなる
「股関節が硬いんです!だからピラティスとかヨガとかはチョット…」
とよく言われます
関節が硬いということは可動域が狭いということ
その原因の多くは普段の生活にあり
1日の中で長時間座っていると、動かす機会が減り
筋肉やじん帯が固まり、可動域が狭くなってしまいます
股関節が硬いと
血流が悪くなる、バランスが悪くなり姿勢が崩れる、むくむ
など、身体の中心部に位置する関節のため
影響も全身に及びます
ピラティスやヨガはポーズを取るのが目的ではなく
そこにたどり着く為に、身体をどう使うか?
”動かし方”を知ることが大事と考えます
誤った使い方だと身体は硬いままです
まずは身体の中の大きな関節、股関節の動かし方を覚えましょう
動かし方
股関節は360度くるくる動く関節
股関節の位置を確認しましょう
座った時に、パンツのシワができるライン、そこに股関節はあります
その関節は360度くるくる回る関節です
動かす位置を確認しながら実践
やり方
その1
1.両手を後ろにつき、膝を立てて座る
2.左脚を股関節から内側に倒す
この時上半身は正面を向いたままで行う
3.右側も行う
その2
1.骨盤を立てて座り、両脚は伸ばす(膝は曲がってもOK)
手をついてもよいがあくまで補助。頼らないこと
2.足首は90度曲げたまま、左脚を股関節から内側に回す
(親指が床に付くようなイメージ)
3.そのまま外側に回う
(小指側を床に付けるようなイメージ)
4.右側も行う
どちらも「股関節から回す」というのをしっかり意識して行います
股関節が硬いと痩せにくい
可動域が狭いと、運動力が少なくなる
股関節が硬い人は、柔らかい人と比較すると
同じ動作をしても可動域が狭いため運動量が少なくなります
例えば、ウォーキング
股関節が柔らかい人と同じ距離を歩いていても
消費カロリーが少なくなるため
「一緒に歩いているのに、どうして私は痩せないの?」と感じたら
可動域の問題かもしれません
まとめ
股関節は身体の中で一番大きな関節
この関節が動かしにくいと身体のバランスもとりにくく、体調にも影響を及ぼします
もともと動かしにくい人は、今後年齢を重ねると更に動かしにくくなります
脚が上がらない、腰が痛い、膝が痛い…などなど
そうなってからでは、なかなか動かすのも億劫になり治りも遅いです
今から少しずつ改善し
元氣にドライブや旅行に行ける身体をキープしましょう
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