骨盤の歪みの治し方。”寝転んで”骨盤を整える

※2020年05月10日に公開した記事です
加筆修正して2021年08月16日、2024年1月17日に再度公開しました

昔より増えたお腹周りのお肉、何やっても落ちない
なんて氣になっていませんか?
イロイロやってみても、お腹周りが減らない人は
骨盤の歪みや姿勢崩れが原因かもしれません

骨盤の歪みや姿勢崩れは、
筋肉の使い方…クセの影響が大きいのです

じゃあ、クセを理解してほぐす?
そのクセはどこからきているのか?探るのはかなり大変

なので、探るよりも「歪んでいる」と受け入れて
自分で自分の筋肉を整えていく

時間は掛かるかもしれないけど
日々調整していくので、実はプロにたまに頼むよりも早く結果がでます

更に、カラダの奥の筋肉から整えて鍛えるため、
これから先は歪みにくくなります

この記事は以下のような人にオススメ!!
 ☑お腹周りのオニクが氣になる人
 ☑腰の不調を感じている人
 ☑ピラティスのニュートラル・ポジションを覚えたい人

骨盤の歪みは自分でも治せる

カラダのすべての骨に”正しい位置(配置)”があり
その正しい位置に骨があると、身体全体の負担が少なく
血流のよいカラダ、姿勢の良いカラダでいれます
また、正しい位置に骨がないと身体の負担が増え、
血流が悪く頭痛や吐き気などの不調があり、放置しておくと病気につながっていきます

なぜ骨がズレるのか

正しい位置から骨がズレるのは
使い方のクセが大きくかかわっています

例えは、右利きで、何をするにも右腕を使い
左手を全く使わなかったら…左右差が出るのは想像ができますね

こんな感じで、使い方にはクセがあり
クセがあるため、余計に使い方の偏りが減らない…という状態になります

逆にいうと
この使い方の偏りを減らすと、左右差が小さくなる
左右差が小さくなると、身体のバランスが良くなり、調子が上がる

骨が正しい位置にあることを、ニュートラル姿勢

まずは歪みを正すため、カラダの中心部にある
骨盤をニュートラル位置(ニュートラル姿勢)にすることが
姿勢改善の早道になる

ニュートラル姿勢で整える

骨盤ニュートラル説明
骨盤ニュートラル・ポジション

仰向けに寝転んで
左右の腰骨+恥骨(写真:赤三角部分)が平らな状態にします
これを(仰向けの)ニュートラルポジションといい
腰後ろ(赤丸部分)は、指1~2本分のスペースになります

このニュートラルの姿勢にするために
お腹とお尻の奥にある、インナーマッスルを使って微調整が必要

これが骨位置を本来の位置に戻し、使いすぎの筋肉をゆるめ、使いにくい筋肉を使うトレーニング

何か大きな動きをするより、まずはこの位置にすることで
お腹の奥の筋肉が解されたうえに、使えるようになるので
腰痛や肩こりがはやくラクになります

改善していく症状は…

特に、骨盤は上半身と下半身をつなぐ、カラダの中心部分
骨盤に歪みが生じる=不調が全身に波及しやすいという状態。
多くの症状が出る分、歪みを治すと多くの症状が改善するということ

・冷え性や便秘
・むくみ
・下腹が出る
・O脚やX脚
・ひどい生理痛
・代謝が悪くなり(特にお腹周りなど)太りやすくなる
・心の不調

・猫背などの不良姿勢
   …など


多くの場合は、不調がどれか一つではなく複雑に絡み合って出ていることが多く
骨盤を整えると姿勢が改善していくため、症状も改善していきます

ついでに下腹部を引っ込める

ニュートラルの姿勢から、下の写真のように下腹部に力を入れるだけ

おへそをマットに沈ませていくようなイメージ
恥骨部分が高くなり、腰の後ろのスペースがなくなっている状態

骨盤Cカーブ
Cカーブ

この姿勢は”Cカーブ”は、下腹部の力で作るもの

締め方のイメージは
ちょっとキツメのGパンを履いて、チャックを締める時
お腹をぐ~っと凹ませる ←この感覚

お腹はカチカチで、お尻はふわふわ…力が抜けている状態
脚の力でお尻を持ち上げないように要注意

まとめ…骨盤の歪み方は人それぞれ

骨盤の歪み方は、それぞれの人の身体の使い方が関係して
大きく分類すると4タイプある

・腰を反る(前傾姿勢)
・腰を丸める(後傾姿勢)
・骨盤が広がる
・骨盤の左右高さが違う 

ただし、複合されている場合が多いので、あまりタイプにこだわらず
仰向けに寝転んで骨盤に手を当て、何となくの感覚からでいいので
自分の骨盤を調整していくと、どんどん調子が整っていきます

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