昼寝効果‼積極的仮眠(パワーナップ)活用のススメ

※2020年08月17日に公開した記事です
加筆修正して2022年08月12日に再度公開しました

「ここ最近、なんだか寝不足…」「疲れが取れない」という人が多いと思います

暑さからの夏バテだけでなく
呼吸が浅くなり睡眠の”質”が悪くて寝不足という可能性が高いです

そんな時は「積極的仮眠」を行い、日中のパフォーマンスを上げ
ストレスを軽減させてみませんか?

昼寝は夜の睡眠の3倍の効果があると言われています
この記事を読んで、日々の生活を楽しく過ごしましょう

この記事は以下のような人にオススメ!!
 ☑昼間にすごく眠くなる人
 ☑午後の集中力を上げたい人
 ☑正しい昼寝をしたい人

昼過ぎに眠くなるのは「生理現象」

睡眠・覚醒リズム

脳は、目を覚ますと激しく働きはじめ
働き続けるとオーバーヒートし、作業効率が低下します

そうならない為に
起床から8時間後、22時間後に脳を休ませる為【眠気】がきます

これは「睡眠・覚醒リズム」といって、体内時計によって機能している「生理現象」
眠気が襲ってこないようにすることはできません

日々の寝不足(睡眠負債)

元々日本人は睡眠時間が短いと言われていて
寝不足=睡眠負債を背負って生活をしています

【寝だめした】と思っても、実際は負債の返済に充てただけで、まだまだ借金している状態

この借金生活が、睡眠・覚醒リズムで起こる眠気を増やします

血糖値の乱高下

食後に眠くなる人は多いと思います

食事を短時間で食べると、血糖値が急激に上がりその後急激に下がります
この乱高下の時に、強い倦怠感や眠気を引き起こすと言われています

これらの生理現象によって、昼間に眠気が襲ってきます

パワーナップ(Power Nap=積極的仮眠)とは

パワーナップとは、社会心理学者ジェームス・マース氏が提唱した昼間の短時間仮眠=昼寝のこと。
仕事のパフォーマンス向上に直結する習慣として、Google、Apple、Microsoft、NIKEなどの世界的企業では、オフィスに仮眠スペースを設けたり、睡眠装置を置くなどして積極的に推奨しています。

昼寝は夜の睡眠の3倍の効果があるとされています。

入眠時に訪れる、深い眠りのノンレム睡眠に秘密があります。
ノンレム睡眠は、深さに応じて4つのステージがあり
カフォルニア大学の神経科学者マシュー・ウォーカーの研究で、
入眠20分ほどで訪れる軽い睡眠レベルの「ステージ2」は、
脳内の“キャッシュ・メモリ”がクリアされて、情報を整理・記憶したり、
優先順位をつける脳のワーキングメモリが強化されることが明らかになりました。

出典:PHILIPS

このように、短時間睡眠をとることで、午後の作業効率を上げることができます

パワーナップ行い方のポイント

パワーナップは15分~30分程度がよいとされています
それ以上寝ると、本格的睡眠になるためオススメできません

ポイントは
・椅子に寄りかかりアイマスクをして寝る
 ☞横になると本格的に寝てしまう&暗い方が熟睡できる
・寝る前にカフェイン摂取する
 ☞カフェインの効果は飲んでから20~30分後
・アラームを設定する
 ☞時間を守る

睡眠不足 ☞ 肥満まっしぐら

睡眠不足は肥満になりやすいです

・生活リズムが不規則になり、脂質が身体に溜まりやすくなる
・睡眠時に出る成長ホルモンの分泌が減少し、代謝が落ちる

ことから肥満まっしぐらです

集中力UP、ストレス対策などイロイロな理由もですが
肥満も困りもの

まずは昼寝時間を確保しつつ、根本的に寝不足解消するために時間配分を調整してみてください

まとめ

昼間に眠くなるのは、生理現象です
ですので、罪悪感を感じる理由は全くありません

眠気を我慢して、何か失敗してしまうより
積極的に昼寝を活用して、自分の体調や仕事の効率をよくし
毎日を楽しく過ごせるようにしましょう

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