腹式呼吸と胸式呼吸

呼吸法「腹式呼吸」「胸式呼吸」ってご存じですか?

腹式呼吸
息を吸ったとき、肺が膨らむことで、横隔膜を押し下げ
お腹の中にある内臓が押し下げられ、お腹が膨らみます
息を吐くときに、横隔膜が元の位置にもどり、お腹が凹みます

ちなみに「横隔膜」とは
肺のある胸の空間内臓のあるお腹の空間を仕切っている膜
※膜といいつつ、じつは”筋肉”です😊

腹式呼吸では、お腹が膨らむのでお腹に空気が入っている氣分になりますが
実際に空気が入いる場所は『肺』
腹式呼吸というのでお腹に空気が入っていると思っていた
という方が、いらっしゃいます
分かりにくいですよね💦
横隔膜を上下させて呼吸をすることで
お腹(腹筋)のマッサージにもなります

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この真ん中の赤いのが横隔膜
肺と心臓エリアに内臓が来ないようにしてくれています

胸式呼吸
肋骨の間にある外肋間筋という筋肉を使って
肋骨を広げ肺に空気を入れます
吐くときに、肋骨を絞めていきます

肋骨は鳥かごのようなイメージの骨で
中に心臓と肺を入れて守っています

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どちらかの呼吸法がいいという訳ではなくどちらも必要
実は人は普段から併用して呼吸をしています
※安静無意識の状態では腹式7割、胸式3割程度

読んでいてお氣づきですか?
横隔膜も外肋間筋も”筋肉”
呼吸が浅い=筋肉を使えていない状態
特に、肋骨を広げる外肋間筋は、肋骨についている小さい筋肉達
それを使うには、最初はかなり意識が必要ですね

何か参考になれば幸いです

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